ランドオペレーターとしてユニバーサルツーリズムに取り組みたい方へ

国内・海外の旅行会社から依頼を受けて、バリアフリー対応をしているホテル・旅館やハイヤー・介護タクシー・リフト付きバスを手配・予約をして手数料を収受する事業を、旅行業界では、ランドオペレーターやツアーオペレーターと呼びます。

ユニバーサルツーリズムの分野で、日本国内の宿泊施設や運送機関を手配を行う事業を展開する場合は、「旅行サービス手配業登録」と呼ばれるライセンスを取得する必要があります。

また、昨今、急増する訪日旅行（インバウンド）の分野では、海外の旅行会社から依頼を受けて免税店の手配をする場合も、旅行サービス手配業のライセンスが必要になります。

なお、旅行サービス手配業の手配の依頼者は、国内・海外の旅行会社となります。ユニバーサルツーリズムのサービス提供を実際に受けられる旅行者を直接のお客様にすることはできません。旅行者からの依頼を受けて宿泊施設・運送機関・免税店の手配を行う場合は、旅行サービス手配業ではなく、旅行業登録という別のライセンスが必要になりますのでご注意ください。

旅行サービス手配業の申請先は、観光庁ではなく、主たる営業所がある都道府県の旅行業担当窓口となります。

ユニバーサルツーリズム事業をサポート

観光行政を専門としている行政書士法人シグマでは、ユニバーサルツーリズムの分野で、ランドオペレーター事業を運営するために必要な旅行サービス手配業の登録取得手続きの代行とその取得のためのコンサルティングを承っております。

サービス提供エリア

当法人のサービス提供エリアは、東京・神奈川を中心に、千葉・埼玉など広く設定しております。旅行会社へユニバーサルツーリズム商品を提供するために必要となる旅行サービス手配業の登録申請手続きで行政書士をお探しの事業者さんは、一度ご相談ください。

費用について

サービス提供費用は、当法人の報酬額と登録行政庁（都道府県）へ納付する申請する手数料を合算した金額となります。

サービスに含まれるもの

営業開始までの手続きの流れ

1. お問い合わせ
2. ご面談
3. 手続き費用のご案内（お見積書をお渡し致します）
4. お申込み
5. 手続き費用のお支払い
6. 登録要件の調査・確認
7. 必要書類の収集
8. 提出書類の作成
9. 旅行サービス手配業登録申請書類の提出
10. 審査（都道府県）
11. 登録通知書の受領
12. 営業開始

旅行サービス手配業開業までの期間

主たる営業所を東京都に置いた場合、東京都の審査だけでも1か月程度の日数を要します。当法人にご相談頂いてから営業開始までに必要な期間は、2か月程度の期間がかかる事業者さんが多いです。

初回面談時にご持参頂きたい書類

• 履歴事項全部証明書（登記簿謄本）
• 定款
• 選任予定の旅行業務取扱管理者の合格証又は旅行サービス手配業務取扱管理者研修の修了証
• 営業所の賃貸借契約書

上記の書類をご持参頂くとより具体的なお打合せを行うことが可能になりますのでご準備頂けると幸いです。会社設立前などで書類をご持参頂くことが難しい場合は、ご相談ください。

旅行サービス手配業登録の活用事例

観光地のバリアフリー情報を集約されて発信されているバリアフリーツアーセンターさんなどの団体が旅行サービス手配業の登録を取得すると、旅行会社の依頼を受けて宿泊施設や交通機関の手配をすることで、旅行会社や送客先の施設から手数料を収受することができるようになります。ユニバーサルツーリズムの分野で新たなキャッシュポイントを探されている事業者さんは、旅行サービス手配業登録の取得を検討されてみてはいかがでしょうか。