【2025年5月】全国旅行業協会(ANTA)東京都支部の入会スケジュール

2025年3月4日

東京都内に旅行業の主たる営業所を設置して、旅行業登録取得と当時に全国旅行業協会(ANTA)へ入会を希望される方は、旅行業協会の入会審査スケジュールが心配ではないでしょうか。

旅行業協会の入会審査スケジュールによっては、申請準備の段取りが変わりますので気がかりですよね。

これから会社を設立して旅行業登録申請を行われる方は、会社設立手続きをいつまでに完了させる必要があるかが気になると思います。

2025年5月のANTA入会審査スケジュール

2025年度最初の全国旅行業協会(ANTA)東京都支部の入会スケジュールが公開になりました。

  • 入会書類の提出期限:2025年5月8日木曜日
  • 入会審査の開催日:2025年5月15日木曜日
  • 入会承認書の受領時期:6月上旬

入会審査の申込者が多数の場合は、5月16日金曜日に追加開催される予定です。入会審査の際は、申請会社の代表者と旅行業務取扱管理者の出席が求められています。2025年5月の入会審査を受けられる方は、5月15日と16日の2日間の予定は空けておきましょう。

旅行業登録取得を円滑に進めるためには

ANTAへ入会申込の際の提出書類は多岐にわたるうえ、提出書類の精度は、東京都へ提出する旅行業登録申請書類と同水準が要求されます。書類を穴埋めすれば誰でも入会申込ができるわけではありません。入会申込の前提として、旅行業登録要件が満たしていることを要求されます。旅行業登録要件を満たしていない状況で入会申込をしても、門前払いされるだけです。

旅行業登録取得と当時に全国旅行業協会(ANTA)へ入会を希望される方は、協会に加入しない方や日本旅行業協会(JATA)への入会を希望される方よりも、より緻密なスケジュール管理が要求されます。なぜならば、ANTAから案内される入会審査スケジュールに合わせる必要があるからです。ANTAの入会審査はおおむね2カ月ごとに開催されていますので、直近の入会審査を受けられない場合は、次の入会審査まで待たなければなりません。

新設法人で旅行業登録を円滑に進めるためには

会社を新たに設立してその会社で旅行業を営まれたい方は、ANTAの入会審査スケジュールにあわせて会社設立時期を検討するのではなく、先に会社設立を進められた方がよいでしょう。

会社設立をする場合、法務局に会社設立登記を行えば手続き自体はできますが、会社の本店所在地を旅行業の主たる営業所とする場合、その場所が旅行業を営める物件であるかの検討が必要になります。この検討の際には、物件所有者・管理者・不動産会社などの関係者との調整が必要になります。この調整にはどのくらいの時間がかかるかは、実際に着手してみないとわかりません。

ANTA入会申込の際は新設法人の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)が必要になりますが、登記簿は法務局の審査が完了しないと取得することができません。会社設立登記をしたらすぐに取得できると思われている方もいらっしゃいますが、そうではありません。会社設立手続きを司法書士に依頼するのではなくご自身でやられる場合は、法務局へ提出した書類に不備があると、不備が補正されるまでは法務局の止まりますのでいつまでたっても登記簿謄本は取得できません。

ANTA入会書類の提出期限が迫っている場合は、会社設立手続きは司法書士に依頼しましょう。

また、新設法人の場合、ANTA入会申請書類の中に、登記簿謄本に加えて法人銀行口座の通帳の写しが含まれています。発起人の銀行口座に出資された資本金の額を、送金された取引記録が残るように資金移動したあとの通帳の写しが必要です。

法人銀行口座は法務局での会社設立手続きが完了しないと進めることができません。そして、法人銀行口座の開設には銀行の審査があります。この審査期間は年々厳しくなっており、法人の状況にあわせて追加書類の提出や、銀行員が事業所の実態調査を行うことがあります。法人銀行口座の審査は長期化することもありますし、さんざん待たされたのに、銀行口座の開設を断られることもあります。

新設法人で旅行業登録申請を進める場合は、検討すべき内容が多岐にわたるうえ、スケジュール管理を緻密に行う必要があります。自社ですべてを行われる場合は、想定外のことが生じても2025年5月8日の入会書類の提出期限に間に合うように、余裕をもって準備を進めてください。

なお、5月8日はゴールデンウイーク明けの直後になります。ゴールデンウイーク期間中は、法務局・銀行・ANTA事務局・都庁は稼働しておりません。トラブルが生じてもゴールデンウイーク期間中は対応できませんので、2025年5月の入会審査を確実に受けられたい場合は、5月2日金曜日までに、入会申請書類を提出するのがよいと思います。

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