全国旅行業協会(ANTA)へ入会を希望される事業者さんは、主たる営業所の都道府県にある支部を通じて入会手続きを行います。
この入会手続きの間隔は、都道府県によって差異はありますが、2~3ヶ月毎に開催されています。
東京都で全国旅行業協会へ加入するとき
東京都内に営業所を置く事業者さんが、全国旅行業協会へ入会希望される場合は、市ヶ谷にある一般社団法人全国旅行業協会東京都支部の事務局に入会申請書類を提出します。
ANTA東京都支部さんのホームページは情報が大変充実されており、次回の入会審査の予定日・書類提出期限・入会手続きの流れがホームページ上に詳しく記載されております。
例えば、平成30年9月の入会審査スケジュールは次のようになっています。
- 入会書類の提出期限:平成30年9月5日(水)
- 入会審査日:平成30年9月11日(火)
- 入会審査予備日:平成30年9月12日(水)
入会審査予備日は、入会申込者が多く、入会審査日のみでは対応しきれない場合に入会審査が行われます
入会審査当日と予備日は予定を空けておく
入会審査当日は、事業者の代表者と旅行業務取扱管理者の出席が求められますので、代表者と旅行業務取扱管理者は、入会審査日と予備日の両日とも、終日予定をブロックしておいたよいでしょう。
と申しますのは、入会書類提出時点では審査日時は未定であり、入会書類の提出期限後に、事務局より入会審査の日にちと時間の連絡があります。
入会審査日時が入会書類提出時点ではわかりませんので、確実に入会審査を受けるためには、審査日と予備日の二日間は予定を空けておくのが賢明だと言えるでしょう。
事前に電話番号、FAX番号、銀行口座等を確定させる
また、旅行業協会の入会書類の中には、電話番号、FAX番号、会社ホームページのURL、メールアドレスを記載する箇所があります。
会社ホームページは入会申請書提出時に間に合わない場合は、未定として提出をすることができますが、電話番号、FAX番号、メールアドレスは、事業後に使用するものを申請書類に記載する必要があります。
さらに、これから会社を設立して、全国旅行業協会入会し、旅行業登録申請を行う場合は、設立法人名義の銀行口座の通帳(写し)の提出も求められます。
新たに会社を設立するケースでは要注意
従って、会社設立が全国旅行業協会への入会書類提出期限ギリギリの場合は、電話番号、FAX番号、メールアドレスといった連絡先の準備や、法人銀行口座の開設が、旅行業協会の書類提出期限に間に合わない場合が想定されます。
全国旅行業協会へ入会して、旅行業登録申請を目指す事業者さんは、旅行業協会に入会しない事業者さんよりも、スケジュール管理に注意を払う必要があるでしょう。
スケジュール管理も含めた迅速な旅行業の開業
行政書士法人シグマでは、旅行業協会・旅行業登録申請書類の作成に加えて、旅行業開業までのスケジュール管理も行っております。そして、全国旅行業協会(ANTA)東京都支部への入会申請の代行実績も多数ございます。
自社だけで対応するのに不安な事業者さんは、行政書士法人シグマの旅行業登録申請サポートサービスをご活用ください。