観光法務の専門家集団、行政書士法人シグマです。
全国旅行業協会(ANTA)東京都支部さんの2023年6月の入会審査スケジュールが公表されました。
これから東京都内に旅行業の主たる営業所を設置して第2種旅行業や第3種旅行業の登録取得を目指される方は、旅行業協会の入会審査スケジュールが気になるのではないでしょうか。
旅行業協会へ入会して旅行業登録申請を進める場合、旅行業協会の入会審査スケジュールが、いつ頃に東京都への旅行業登録申請書類が提出することができるかに大きく影響してきます。
東京都の旅行業新規登録申請の審査期間は30~40日の日数を要しております。
東京都の審査は担当官に急ぎのお願いしても審査期間は短くできません。当法人にご相談いただく方のなかには、営業開始を急がれている方もいらっしゃいますが、東京都の担当官を急かしても結果は変わりません。
営業開始を急がれているのならば、東京都への申請書類を提出し受理を一日でも早くするしかないのです。
ANTA東京都支部の2023年6月の入会スケジュール
- 入会書類の提出期限:2023年6月14日(水)
- 入会審査開催日:2023年6月21日(水)
- 入会審査開催予備日:2023年6月23日(金)
2023年6月の入会申込者が多く6月21日の1日だけでは入会申込社(者)全員を審査できない場合は、予備日に入会審査が開催されます。
2023年6月に入会審査を受けた場合、審査を通過した場合は、2023年7月下旬頃に入会審査手続きが完了する予定です。入会審査が完了すると、入会承諾書が旅行業協会より郵送で届きます。入会承諾書のコピーを東京都へ提出する新規登録申請書類と一緒に提出いたします。
東京都への申請は完全予約制
2023年6月のANTA東京都支部の入会審査を通過した場合、最速で東京都への旅行業登録申請を進めた場合、7月下旬が申請時期となります。
東京都への旅行業新規登録申請書類の提出は、完全予約制です。予約なしでも都庁に出向いても、申請書類を受取ってもらえません。
また、東京都への旅行業申請予約は、直近の日時は埋まっていることが多くなってきました。従って、手続きの進行状況をみながら計画的に予約を入れる必要があります。
予約した日時に都庁の窓口に出向くと、申請ブースに通されます。
申請ブースでは東京都の担当官が申請書類を細かく確認していきます。申請書類で不明点があれば担当官から質問されます。その質問に的確に回答しないと申請が先に進めません。
また、都庁へ持参した書類に不足や誤りがあると、申請書類を受取ってもらえずに、別日での申請となることがあります。
申請書類に不備がない場合は、申請書類に受付印が捺印され受理となります。
受理になりますと、担当官より登録予定日の案内などの説明があります。登録予定日は申請日から30~40日後を指定されます。
東京都より旅行業登録を取得したら、弁済業務保証金分担金や旅行業協会の入会金・年会費を納付手続きを行ったあとに、旅行業の営業開始となります。
営業開始は2023年10月以降
主たる営業所を東京都内に置かれて、2023年6月の全国旅行業協会(ANTA)へ入会審査を通過し、東京都より第2種旅行業または第3種旅行業を取得して、旅行業の営業を開始しようとした場合、最速・最短ルートで手続きを進行できた場合、営業開始は2023年10月以降になります。
これは私どもの経験の基づくものであり、自社で手続きを対応されたり、当事務所以外の行政書士事務所様に申請手続代行を依頼された場合は、営業開始時期に差異が生じることがあります。
シグマの旅行業登録申請支援
当事務所では、申請書類の作成支援に留まらず、営業開始までのスケジュール管理、旅行業協会の入会審査対応や、東京都のヒアリング対応を行うことで、事業者様の旅行業登録申請手続きが円滑に進行できるようなサポートを提供中です。
旅行会社に勤務されている方で、旅行業で起業される方を対象に、日本政策金融公庫の創業融資支援サービスを2023年4月よりスタートいたしました。
旅行業登録申請サービスを提供されている他の行政書士事務所様と比較すると当事務所の報酬額は高いかもしれません。しかしながら、旅行業登録申請手続きで失敗したくない事業者様はシグマを選択されています。